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Archives for 9月, 2015

冷えとりのススメ

ここ数年前より、取り扱いの問合せがあった「冷えとり」。
なかなかスムーズにできるかどうか自信がなく、
順番的にセット物で様子を見ようとしたのが昨年の話。
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昨年の感想は、お客様が「探してたんですよ」という声が
とても多かった事でした。
とは言っても、これらをすべてふだんの生活に取り入れると
かなりのお金がかかってしまうのも事実です。
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今年というか、10月スタートのつもりでおりましたが、
「冷えとり」のスタートパッケージはもちろんですが、
一枚目のシルク指付、二枚目の綿指付、三枚目のシルク、
オーバーソックスのウールものと綿もの・・・などなど。
単品でお買い上げいただけるものを用意しました。
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まだ秋のお彼岸ですが、店内はウールものが多くなり、
そしてお買い上げも目立ってきました。
寒い寒い冬に備えて、あたたかくなるようなアイテムを
この秋冬は多く展開してみたいと思っています。
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何か、ご要望がございましたら、気軽に店主まで
お声かけくださいね。

 

 

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大曲のはなし その③

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「マジかよ!」ではじまった、冊子の話し。
「いやいや、加藤さん、マジです!」と返事が・・・。
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364ブロジェクトは、マップからはじまり、
「ふふふdeおほほ」という、ちょっとふざけた催し、
「364ブックス」という、KADOKAWAさんとの
共同企画の本のレンタルシステムの導入、
まちづくり会社「ひなび」でプランしている拠点
づくりと映画製作、FMはなびとのコラボなどなど。
ふざけてやってるのと、大真面目と。
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そんな中、冊子をどうしてもつくりたい。
でも商店街には金がない。
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金なんかなくたっていいんです~。
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えっ?
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金を出さなくていい代わりに、口も出すな!
と、こんなに荒い雰囲気では全然なくて、笑いながら
そんな感じですよと。
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撮影は、本当の冊子づくりと同様の手の掛け方。
紙面構成やテキストも、プロ中のプロの仕事。
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出来あがった時、澁谷クンが持って来てくれて、
自身の写真のはずかしさもぶっ飛ぶ位のレベルの本。
そして、そして、なんとも最後の最後。
炭楽の玉山さんご夫婦と店長。
この人たちの並々ならぬ、今までの大曲駅前での奮闘ぶり。
たくさんの娯楽を生み出してくれたチョー本人たち。
最後は、すべてを含んでくれる、笑顔の黒澤さん。
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店に居て、まあ泣く事なんかない、50代のおっさんが、
ついつい、ボロボロと涙があふれて、止まらない状態に。
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後から、「あ~、やっぱり大曲の人間なんだなぁ」と、ふと。
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商店街活動とか、まちづくりとか、なんとか。
やってる割にどうなっているか、よくわかりませんが、
なんか、この冊子を読むと、じんわりと、じんわりと、じんわりと、
「笑顔で、元気で、やろー」と、思いました。
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そんな「大曲のはなし」。
絶賛680円(税込)で発売中なんです。
ぜひぜひ。

 

 

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大曲のはなし その②

「花火しかない大曲」。
新しいモノやコトをやっていこうという意気込みとは
裏腹に、澁谷クンが目をつけたのは、ふだんのお店。
ふだんのお店の姿を何もかっこつけず、そのまんま。
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何か、紙モノ、例えばマップの作成となると、
声を大きく挙げている人や、その街の重鎮だったり、
役員のお店や企業を大きく扱い、うそっぽい笑顔で、
街の真ん中に集合して「人ありき」みたいだったり。
あるいは、デザイナーの力量みたいな雰囲気満載で
お洒落っぽく紙面をつくり、どうだーみたいなものを
自漫げに配布してみたり。
いろいろですね。
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この冊子が出来上がる前に澁谷クンとつくり上げたのが
「364マップ」でした。
この364マップ、クライアントである商店街の人たちの
意見は何も取り上げられていないのです。
「それじゃあ何」となりますが、一般の人たちが
「行ってみたい」と思っているお店だけをピックアップ
して紙面を構成している訳です。
そして、そしてなんと、ひとつも商品が載っていない。
載っているのは、行ってみたいお店の店主のコトバ。
そのコトバは「ふだん思っている事」。
実はこの「ふだん思っている事」を伝える事が、
今の大曲を知ってもらうために、どれだけ重要かと
後々、知らされる訳です。
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364マップ制作から約2年後。「大曲のはなし」が、
粛々と、誰も想像つかないうちに進められました。
この続きはまた今度。

 

 

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大曲のはなし

64ページという冊子がつくられました。
発行されたのは、勝手に宣伝組合。という、うそみたいな
本当のお話し。それはそれは一言では語れない事で。
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「大曲」と言えば花火。
「大曲は花火があるからいいよね・・・」
「大曲は花火があるから、何かと仕掛けやすいよね」
「大曲は花火があるから、他は何もしなくていいよね」
なんて、皆さん、花火花火花火・・・と言われ続けて。
それに対して、ある意味今までは、ゴロンとあぐらをかいて
「そうでしょ、大曲はいいでしょ!」と思ってきたという事実。
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様々な要素で駅前周辺、商店街が衰退しはじめ、
それでも、まだ気付いていない、まだいいだろう・・・。
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花火通り商店街の役員メンバーを危機感ある若手に
シフトした頃、ひとりのデザイナーもお隣りの美郷町に
東京から帰省しました。
個人的に、帰省する前から知り合いであり、帰省後も
商店街にある個々のお店のデザインという視点からの
お手伝いをされていました。
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街について、どういう視点で挑んでいくか?
活字で表現すると、とてもとてもわかりにくいものですが、
ようは「皆さん、どうしますか?」という事。
はじめに触れた、「花火」がどうしても頭にある。
「花火」に特化した商品開発、「花火」をもっと前面に・・・。
そんな煮え切らない、前にも何度も聞いた事のある
コトバを並び換えたような話し合いが続いていました。
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そんな時、普通に言われているコトバがふと。
「大曲は花火しかない」
「しかない」なんです。
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そこに居たメンバーは、何も言えず、何も動かず・・・。
たしかにその通りなんです。言われたくないけど、
その通りなんです。
そんなちょっといやな「その通り」を表に出して、
そして堂々と前に進んで行こうと、背中を押して
くれたのが、このデザイナー澁谷クンなのです。
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ここまで来るにも長い長い道のり。
話が前に進まず、だんまりするだけの打合せも何度も。
でも、重なる時は重なるものです。
お店の陳列やレイアウト、商品構成などを勉強する
事業も同じ頃にはじまり、ちょっとずつ意識が働くように。
そんなお店が見る度に良くなったり、明るくなったり、
個々のお店がイベントに手伝うようになったり、
お店以外の人たちがイベントに手伝ってくれたり、
ちょっとずつですが、良い方向に進みはじめました。
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花火しかない、大曲。
一年365日 - 花火の1日 = 364
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364プロジェクトは、このようにして生まれました。
このお話しの続きは、また今度。

 

 

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ORIGINAL DESIGN T-SHIRTS ババババンッ2015

今年で5回目となりました、大曲の花火に合わせた
オリジナルTシャツを販売する「ババババンッ」。
当店と秋田市のTシャツ屋さん6JUMBOPINSさん、
澁谷デザイン事務所、この3名ではじめたこの企画。
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毎年、皆さんのご声援をいただき、たくさんの
Tシャツを販売してまいりました。
今日は9月1日。花火が終わり10日も経とうとしてますが
Tシャツをお求めいただく方がおられました。
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とりあえず本日を持って、今年の「ババババンッ」は
終了させていただきます。
本当にありがとうございました。また来年で~す。
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追伸
当店での販売は終了しましたが、何かございましたら、
お気軽にお声かけください。追加で制作する事も
全然可能ですので・・・。

 

 

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