
ここ数日は、毎日のように雪ふりの秋田。
まあ雪国なので、今更なんだという訳では
ありませんが、やはり苦手です。
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特に県南部に位置します大曲近辺は、
積雪量も多く、最近は1日20cmくらいずつ
積もっています。
現時点で屋根には40cmくらい・・・。
あいさつ代わりの言葉が、
「これくらいで終われば、いいですねっ・・・」と
会話してしまいます。
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世間は年末へ進んでいます。
この秋に当店の真向いにできた宝くじ売場は
連日大盛況のようです。
特に今日は大安のようで、長蛇の列・・・。
街を歩く人たちも、どこかせわしない様子。
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先日、市内の大型ショッピングセンターへ
ちょっと出かけましたが、クリスマスムードが
あふれんばかりに・・・。
日曜日の夜でしたので、レストラン付近も
列をなして並んでました。
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当店のあります商店街は、駅前に立地しており、
まあそんなに空き店舗もなく、皆さんそれなりに
がんばっておられます。
雪が積もれば、皆さんで雪よせするし、
何かあれば、すぐに集まれるし・・・。
にぎやかとは言いませんが、
そんな商店街もいいと思ってます。
上の写真は最近仕上げました 雪下駄。
やっぱりファーを取り付けると、
雪空に合うようになります。

なんとも時間がかかってしまった雪下駄。
こちらで何度も紹介してますが、
下駄の台もつまかわ〈雨雪を防ぐカバー〉も
すべて別々で制作する手間暇・・・。
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今回はつまかわの生地が少し薄かったので
ビニールコーティングと裏張りだけでは
カタチを保たないという問題が生じてしまい、
試行錯誤しての制作になりました。
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写真の雪下駄は、ご希望によりファーなし。
花緒は本天ビロードタイプです。
今回はつまかわだけオリジナル制作して
色合いをあわせた花緒をつけるという方法で
展開しております。
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じつは、ボツになってしまったつまかわが
あるのです。
どうしても耐久性がなく、裏張りもうまくいかず
断念してしまったのです。
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なんとなくひんやりしていて、なんとなく静か。
そんな朝には、この時期 雪が積もっています。
先日の初雪よりも、ちょっと多い感じでした。

今年の防寒ぞうりが、ようやく届きました。
昨年と同様のデザインなのですが、花緒部分を
太く、裏の生地もビロードを使用しました。
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足が乗る部分の「天」もビロードの素材ですので
履いた瞬間にひんやりする事もありません。
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カラーは写真のパールピンクとパールベージュ。
比較的、どのようなお着物にも対応が効く
カラーバリエーションだと思います。
価格は税込みで31,500円となります。
はきものを取り扱っている上では、
なんとか若い世代に履いてもらいたい、
都合のいい事を言わせてもらうと、
ここら近辺の若い男性陣は、
「なぜか、首に手ぬぐいかけて、足元には
雪駄を履いているんだよねぇ・・・」と、
なってもらいたい・・・と、節に思います。
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そんな事を思い、早8年が過ぎますが、
少しずつ、少しずつ、その効果は出てます。
いや、まだまだですが・・・。
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上の写真は某RUSHBARオーナーの
セミオーダーの雪駄です。
麻のアジロ編みの表は、今年の旬です。
花緒はスウェードの福林タイプ。
福林とは、花緒の裏部分が表から
少し見えるタイプの事です。
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ちょっとずつですが、洗脳していきたいと
思っています。
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地元秋田の伝統工芸に桜皮細工があります。
当店では、約10年位前までは、
比較的お手軽な「お土産品」として
桜皮細工の下駄がありました。
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時が経ち、桜皮細工もいろんな方向があり、
安価な小物や細工や素材にこだわった
高価なものの両極になったような気がします。
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問屋の衰退、製造者の高齢化、流通の自由化、
いろんな事が重なり合い、現在になっています。
それじゃ、当店で扱う下駄をどうするのか・・・、
いろいろと模索しておりましたが、
約2年ほど前に、その結論は出ました。
上の写真は、カタチが三味線に似ている事から
通称「三味」。
その「三味」型に、桜皮を施しております。
桜皮の細工は、角館の富岡商店さんに
お願いしております。
角にあたる部分の仕上げ、側の細工、
桜皮の柄の見せ方・・・。
どれをとっても職人技です。
花緒はビロード素材の「かえる色」。
続いては、彼氏さんへのプレゼント。
極細の花緒はスウェード素材です。
細い花緒は痛くなるのでは・・・との
お問い合わせが多いのですが、
ぴったりと足に合えば、そんな事はありません。
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いずれの下駄を履かれる方は、
秋田県の方ではありません。
でも、秋田にご縁があったからこその
お買物でした。
お得意さんのはきものです。
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当店で、オリジナルの雪駄、バッグ
小物類まで、とても気に入ってくださり
ごひいきいただいているお客様です。
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ふだんの装いもおしゃれな方で、
PASSOさんでも、洋服を購入されます。
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今回は夏のお着物に、気軽に合わせたいと
白木の右近にされました。
花緒は真ん中部分を別布でパッチワーク
したものです。
既製品ですが、店主がカチッと気に入ったもので
そんな花緒をお選びいただき、
そして白木とも相性のいい仕上がりです。
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白木の台、花緒あわせて仕上がり価格で
約1万円くらいなのですが、
当店で一番おすすめの価格帯です。
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お着物や浴衣もそうですが、はきものも
長いおつきあいをする品物です。
ご自身のお好みで選んで、ていねいに着る。
基本的な事ですよね。
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うれしい限りです。
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ドイツのビルケンシュトックと日本のぞうり。
先日の女子ワールドカップでの
サッカーの対戦ではありません・・・。
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いずれも、芯にコルクを使用しております。
コルクは、人間の体重を支えている部分、
つまり足元に、ちょうどいい具合の弾力を
与えてくれます。
ソール部分、底の素材が牛革であれ、
合皮であれ、中にコルクが芯として
入っていると歩きやすく、疲れにくいです。
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ビルケンシュトックもペタンとしたスタイルですが
適度な高さと幅広い足型の構造が魅力です。
ぞうりも、最近は「小判型」と言って、
足型までとはいきませんが、幅広で
ゆったりとした履き心地を実感できます。
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遠い異国との共通点ですが、
理屈はいっしょだと思います。
東北も、いよいよ梅雨明けしました。
ここ数日は、もう、うだるような暑さです。
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写真は夏ぞうりの定番、馬来草です。
お客様は秋田市の方・・・。
花緒のお見立ての素敵な方で、
店主も納得のおぞうりに仕上がりました。
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大胆な市松模様ですが、よ~く見ると
鹿の子模様をあしらっております。
白の足袋とも相性がいいと思います。
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夏のおぞうりと言うと、「夏だけなの・・・?」と
お聞きになられる方が多いのですが、
5月から9月いっぱいは対応できます。
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浴衣にお太鼓の帯、夏ぞうり・・・。
きちんとした夏の装いでお出かけするのも
いいかも知れません。
昨日から降り続いた雨・・・雨・・・雨。
秋田県はそんなに降雨量が多くありませんが
今回は全国ニュースでも取りあげられるほど
当店ちかくでも冠水の被害になりました。
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写真は馬来草の小判型ぞうりに
ぜんまい紬の花緒です。
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ふだんからお洒落な、70代のご婦人。
間違っても、ご年配なんてコトバは禁句です。
でも、すんごく若い雰囲気の方です。
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背筋をピンと伸ばして、キチンと歩く。
いつもシャンとした装いで、元気よく・・・。
あこがれの70代です。
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同窓会へ、夏きものでお出かけとか・・・。
お天気になるといいですね。
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企業さんだと、「コンプライアンス」かな・・・。
小さいお店だと「モラル」とか「常識」とか。
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業種のちがいにより、その常識が
正反対の場合があります。
そんな時にトラブルが起きるのです。
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まさに今週、それが起きました。
下駄の修理です。
下駄の修理の依頼を受ける前に
連絡をいただき、その程度を尋ねる。
↓
修理方法を述べる。
↓
相手が納得しない。
↓
こちらで修理することを伝える。
↓
こちらで修理する。
↓
修理したものがダメだと言われる。
↓
謝って交換することを伝える。
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ここでは簡素的に書いてありますが、
こちらは冷静で、お相手は感情的。
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こちらの言い方もまずい部分が
あったかも知れないし、基本的に
はきものの常識が通らないかも知れない。
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これが当店の常識ですから、
それにのっとってくださいませ・・・とは、
言えない環境だった。
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ひとりで仕事をしていると、
いつの間にか、自身のスタイルになる。
でも、たまに「これが常識かぁ・・・?」と
振り返ることの大切さを感じました。