「雪下駄」は明治時代中期から
庶民の冬のはきものとして親しまれ
昭和30年頃まで履かれました。
やはり北海道や新潟など、
雪の多い地方で量産されたようで
文化資料館などでも紹介されています。
それでは秋田ではどうかと・・・。
やはり文化として「雪下駄」は
ありました。
当店でも数多く販売されて、
また修繕も行っておりました。
しかし防寒ぞうりの普及や
近代化する床材などにより
「雪下駄」の姿がなくなりました。
店主がお店を引き継いだ5年程前も
ほとんど「雪下駄」をお求めになる
お客様はいらっしゃいませんでした。
しかし、3年程前に
ダウンジャケットやコートのフードに
ファーがついているものが出始めた
影響もあるかどうかわかりませんが、
「雪下駄」の存在が見直されてきました。
その3年前は、もちろん在庫がありません。
そしてすぐできる訳もありません。
結局チャンスロスになりました。
この続きはまた今度。