・・・
まだ雪がちらついていた3月の大震災、
やがて桜が咲く4月、新緑まぶしい5月、
そして6月・・・。
夏本番をむかえるにあたって、
何か元気になるようなテーマというか、
題材がほしい・・・と思っていました。
・・・
いつもの年よりも1か月遅れてスタートした
雪駄の販売。
テーマは「LOVE LOVE SETTA」。
そしてキャラクターも登場します。
6JUMBO PINS の京野誠氏による
イラストレーションです。
京野さんは秋田市在住で、
オリジナルのTシャツを企画・販売されてます。
・・・
昨年の「大曲の花火100年」の記念Tシャツを
地元秋田のデザイナー澁谷くん経由で
創っていただいてから、いろいろとお世話に
なっている京野さんです。
・・・
なんとも愛嬌ある、ユニークな雰囲気・・・。
元気になりたい・・・というイメージに
ぴったりのイラストになりました。
・・・
それじゃ、なんでクマなのって話しですが、
特別な理由はありません。
みんなで、元気な夏を過ごそうって訳です。
・・・
ようやく、本当にようやく雪駄が各種届きました。
雪駄はカタログやネットで発注するのではなく、
現場〈仕入れ先〉で1点1点、説明を聞きながら
仕入れし、後日に入荷になります。
まあ、むかしから変らない商品の仕入れ方法です。
写真はセミオーダーの雪駄です。
台は麻生地のパナマ織りの格子柄。
花緒は、本印傳の裏白牛革の細いもの。
花緒の先〈前ツボ〉部分が中に入っている
〈さしつぼ〉と呼ばれるタイプです。
この花緒の特徴は、履いているうちに
先の部分がまるくなってきて、
とてもいい感じの表情になります。
セミオーダー、つまり雪駄の台と花緒を
選べるタイプですが、
今まではぞうりメーカーで創ったものが
主流でした。
しかし、今回は雪駄のメーカーが新たに
チャレンジしてくれました。
比較的、低価格になり、機能性も充実・・・。
底部分の革張りも、かなり厚めで
1足、花緒をとりつけるだけで、
手がくたくたになります。
・・・
こちらの雪駄をお買い求めいただいた方は
何度もご来店いただき、
待ちに待った1足を決めていただきました。
・・・
うれしい、うれしい仕上がりになりました。
・・・
新しいお店だの、前のお店だの、
そのようなお話しが多く、
肝心の冬のはきものの紹介が遅れました。
最初は「雪下駄」。
毎年、提案させていただいてますように
パーツすべてがオリジナルです。
今回は生地から選び、ビニールコーティング
そして裏張りも、しっかりと・・・。
爪革を変えてみると、こんな感じに・・・。
爪革は色合いが3種類ございます。
上から黒地に白ドット、茶色地に水色ドット
ベージュ地に黒のドット・・・。
・・・
ちょっとポップな感じですが、
ドット柄は和装にコーディネイトしやすい
スグレモノです。
続いて「防寒ぞうり」です。
当店ではここ数年、あまり濃い配色の
防寒ぞうりは、好まれません。
それは、やはり天候のせいもあるかも・・・。
「せめてはきものは明るい色合いで・・・」と
おっしゃる方が多いのです。
花緒部分と足が乗る部分です。
生地は本天〈ビロード〉にして、
寒い冬でも、あたたかく・・・。
色合いはピンク系〈写真のもの〉と
ベージュ系の2種類ございます。
・・・
防寒ぞうりも、すべてオリジナルです。
お取引しているメーカーさんで
「こうゆう生地は加藤さん向けだよね・・・」と
いろいろと情報をいただく中から、
「それじゃ、ここにこの生地を使って、
ここには、この色のラインにして、高さは・・・」と
無理難題を、キチンと丁寧に行ってくれるのは
本当にありがたい事です。
・・・
雪の降るところでは、雪の対策を本気で考えます。
当店も雪が降るところ。
本気で防寒のおはきものを考えております。
まあ、ちょっと「遊び」もありますけど・・・。
ぜひお出かけください。
・・・
更新する時間がまったくない・・・、
と言うと、そうでもなかったり・・・。
・・・
でも、いろんな事柄が重なり合い
身動きがとれない日々が続いてます。
・・・
そんな中、仕上がりました。
今回の雪駄は織生地です。
モノトーンの生地を使用して、
前ツボ部分を真っ赤に仕立てました。
サイズはM寸、女性用です。
ここ数年、定評あるパナマ表の軽装履き。
固めのスポンジ底で軽いタイプ。
花緒部分に、同様の織生地を使用。
こちらは花緒が同じタイプですが、
表が黒ハケメの仕様です。
すっきりとした仕上がりになりました。
・・・
実は5月はじめに別パターンの
オリジナル雪駄が仕上がったのですが、
こちらで紹介する前に完売しました。
・・・
なんとも計算ミスと言うか、段取りミスと言うか・・・。
8年も同じような事をやっているのに
なかなか思う通りにはいきません。
・・・
先日、秋田も梅雨入りしました。
涼しげなもの、取り揃えております。
ぜひお出かけくださいませ。
・・・
6月だと言うのに寒いような暑いような秋田。
先日の水曜日、小物の展示会と
冬モノのはきものの打合せのため
都内へ出かけてきました。
・・・
シャツ一枚でちょうどいい都内は、夏の気配。
はきもの関係のメーカーさんは浅草が多く、
そんな中、1足2足の細かい細かい打合せ。
・・・
高さや素材、そして価格などなど・・・。
メーカーさんそれぞれのご担当の方は
ほぼ同年代が多いため、
今現在の和装を把握されており、
打合せもスムーズです。
・・・
ご時世と言うか、不景気と言うか、
お手頃感がキーワードになった時に、
いかに質を落とさずに価格を下げるか・・・、
クオリティを保つ事の大切さ・・・だったり
細かいパーツの良さだったり・・・。
商品を流通させるポイントをわかりあえる
そんなうれしい打合せになりました。
・・・
秋冬が楽しみです。
毎年、4月にお墓まいりに埼玉と都内から
こられるご家族。
店主がお店をはじめた7年前から
ほぼ毎年お立ち寄りいただきます。
・・・
ご来店いただいた日は、
地元秋田の人も「寒い」と感じる気温、
関東の方もびっくりされたと思います。
・・・
下駄をお気に入りの娘さんですが、
今回はちょっと渋めにコーディネイト・・・。
板鎌倉の桜柄によろけ縞の花緒。
・・・
前回は派手目でしたので、
ちょっとビックリしました。
何か心境の変化があったのかな?
・・・
毎年、ご来店いただく度に
元気をいただける皆さんなのです。
・・・
帰り際、「今度来る時は新しいお店ね」と
お話しされ、
ちょっとリアルにあせりました。
ここ数年で和装のぞうりは変化しました。
・・・
従来の舟型で同じ素材の細い花緒のものから
小判型と言って幅の広いぞうりの台に
別素材の太めの花緒を取り付けるタイプに・・・。
・・・
ひとむかし前は着物を着るのはいいが、
ぞうりを履くと足が痛くて・・・、と
お話しされる方がいらっしゃいましたが
今、そんなお話しは聞かれません。
・・・
当店にご来店いただくお客様も
ほぼ小判型に慣れ親しんでくださってます。
・・・
写真のぞうりも、父の代からのお客様が
ぞうりの変化を楽しんでいただき
お誂えいただきました。
・・・
変化するって、大切なんですね。
お着物を選ばず、シンプルで
ササッと履くことができて、お安いの・・・。
・・・
むずかしいテーマのお客様。
でも会話をしているうちに、
お好みがわかってきました。
・・・
最初はおぞうりの台、
合皮の小判型ですが、はきやすい
ちょっと幅の広いタイプです。
底部分も合皮なので、少々の雨でも
だいじょうぶ・・・。
花緒はビロードの細めのもの。
太いものは下駄には合いますし、
コーデによっては細いほうが
目立たなく、さりげない感じに・・・。
・・・
あたたかくなる季節、
お気軽気分で履いていただきたい
一足になりました。
だんなさん、奥さん、娘さんでご来店。
だんなさんのはきものをご自身で・・・。
・・・
「これがいいよ」「こっちのほうが・・・」と
奥さんと娘さんが選ぶ・・・。
でも、お父さんが最終的には決定権が
あるようでない・・・。
・・・
楽しい楽しいひととき・・・。
店主は、あまり口出ししないで
和やかに聞き役に徹してしまいました。
・・・
ご意見番がおふたりいると、
お父さんは、タジタジになりますね。
でも、どこかうれしそうなんです。
・・・
板鎌倉の鯉柄、今年の新作です。
花緒はよろけ縞、
どんなお着物でも合うし、
もちろんジーンズやチノパンにも合う。
・・・
もう少しあったかくなったら、
軽やかに履いてほしい一足です。
旦那さんから奥さんへの
誕生日のプレゼントにおぞうり・・・。
・・・
なんと素敵なんでしょう。
ハキモノヤ冥利につきます。
・・・
花緒は当店で定評ある大阪のもの。
正絹ちりめんの立体的なお花の模様。
全体的にあわい色調なので
幅広くご活躍しそうです。
・・・
ご夫婦で花緒とおぞうりの台を
悩んで悩んで、お選びいただきました。
全体像は、こんな感じに・・・。
えんじ色の台は、案外どんなお着物にも
コーディネイトしやすいのです。
・・・
ご来店された日は、茶房Batikさんで
和のイベントがあった日でした。
日本で日本っぽい一日・・・。
なんか表現がやぼったいですが、
心よりうれしく思う一日の終わりでした。
・・・
もちろん、旦那さんもうれしそうでした。