年に2回行われる、デザイン見本市インテリアライフスタイル。
今年で25年という、ロングランの展示会です。
具体的に言うと、全国のモノづくりしている人たちが
それぞれのブースに居て紹介、そして我々みたいな
小売り店や大型店などでお取り引きを検討する場。
他にも、創っているモノをどのように展開したらいいか、
どんな流通でここまで来ているのか、どんな人たちなのか、
などなど、アンテナを高く張ってる人たちが来ています。
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ここ数年、よく見られるのは、県単位でブランディングして
紹介しているパターンです。
見た目にも、ものすごくこだわり、デザイン、スタイリング、
ブース構成などもステキに創られています。
しかし、お話しをしてみると、話がチンプンカンプンに。
いざ、現場(売場)に展開するとなると、小売り店にしても
百貨店のバイヤーにしても、とてもシビアな内容になります。
商品のコト、地域のコトは熱意をもって語ってくれるけど、
いざ流通やサイクルの話になると、わからない。
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わからないのは、わかるが、そこを見据えてくれないと
取り引きまで行かないし、すぐに忘れられてしまいます。
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地域ブランドのむずかしさ、切り口の見せ方、出し方を
本当に見せつけられた展示会でした。
人ゴトではありませんね。我々もまちづくりを現場でやってる
当事者ですからね。
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最後に。
そんな中、角館の伝統工芸である桜皮細工、富岡商店さんは
着実に地位を向上させて、しっかりと見せてました。
地に足がついているというか、ぶれていないのです。

 

 

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