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今年のはじめ、まだまだ雪がしんしんと降る中、
数年前から頭の中にぼんやりとあったことを、
地元大曲で活躍されるイラストレーターの
石川飴子さんに相談しました。
   ・・・
その内容は、地元大曲の巨大イベントである
「大曲の花火」に関すること。
何十万人の人が来たとか、どこの桟敷がいいとか、
すべての対象が「人」になってしまってます。
店主の子供の頃、花火会場は自然いっぱいの
遊び場として、そしていろんな動物や植物・虫たちが
子供たちと同じような感覚で遊んでいたような・・・。
   ・・・
そんな雲をつかむようなお話しを石川さんにしたら、
1か月後位に、写真のようなイラストが
出来上がってきました。

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全体のバランスや動物のバリエーションなどを
石川さんと打合せしながら、「じゃあ何を創る・・・?」と
いうことになり、小風呂敷と手ぬぐいを創ることに。
   ・・・
同じ時期に「いや!まてよ・・・パッケージもなんとか
しないとなっ・・・」と思ってました。
月日が経ち、そろそろ小風呂敷と手ぬぐいが
もう少しで仕上がって来るぅ・・・の頃、
とある呑み会がありました。
その呑み会には地元デザイナーの澁谷クンも居て
ほとんど酔っぱらった状態の中、RUSHBARで、
澁谷クンに、この内容をお話ししたら、
「なんすか・・・?それっ・・・」という具合になり、
パッケージを含めたトータルのブランドマネージを
お願いすることになりました。

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そして生まれたのが「山と森のものがたり」。
なんとも、ぴったりな、そして石川さんのイラストが
活きる雰囲気になりました。
パッケージはA3判サイズの紙を折って折って、
また折って折って、出来上がります。
中央部分が山をイメージしています。
   ・・・
「山と森のものがたり」の小風呂敷と手ぬぐいは
いよいよ販売がスタートしました。
当店での小さいスタートなのですが、
この「山と森のものがたり」は、当店だけではなく
他の業種のお店でも、展開できれば・・・と
考えております。
カフェのメニューだったり、お酒だったり、
お米だったり、お茶だったり・・・、
はたまた、歌だったり・・・。
   ・・・
小さいモノがちょっとずつ、たくさん生まれるような、
そして、あまり「大曲の花火」を意識しないような
そんな感覚で進めていきたいと考えてます。

ぜひぜひ・・・、ご期待くださいませ。