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今から数年前に、ただなんとなくですが、
想っていた事柄がありました。
   ・・・
地元 秋田の大曲は地域のお祭りのひとつに
「大曲の花火」があります。
この花火には全国から70万~80万人もの
観光客の方が大曲に訪れます。
   ・・・
この70万~80万人という数字が、
お祭りのひとつのバロメーターになり、
地域のひとつのブランドとなり、
「日本一」とか、「〇〇よりも大きい規模」とか
ひとつの見栄を張るような雰囲気を
出しているのも現実です。
   ・・・
そんな「見栄」みたいなものに、
とても違和感があり、逆説的な行動を
ちいさい店ながら、行動している・・・と
言いたいのですが、それが表に表れない。
そんな葛藤がありました。
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そのひとつに、この70万~80万人と
数えているのは「人」の話です。
しかし、会場になっている河川敷付近は
雄物川が流れ、西に広がる山々は
大曲の人間にとって、大切な自然。
川や山には動物や植物もたくさん・・・。
きっと、その動物や植物も花火を観ている。
いや、「人」よりも楽しみにしているかも・・・。
   ・・・
そんな感覚がありました。
その次に「そんな絵柄があったらおもしろい」と
想うようになりました。
しかし、自分で描いても様にならないし、
受け入れられる自信もないし・・・。
そんな日々が続き、そして忘れてました。
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それから数年経ち、今年のお店の年賀状の
イメージイラストを地元のイラストレーターに
お願いしたのを思いだし、
ちょっと相談してみました。
   ・・・
すぐに頭に描いていた光景が絵柄になりました。
こんなに気持ちいい事は久し振りのよう・・・。
それからはスピードが加速するように
トントンと創るアイテムや色合いなどが決定。
その途中経過が上の写真です。
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ひとりで営んでいるお店ですが、
イラストレーターやふたりのデザイナーと、
かかわる人たちがいると、
展開や販売方法も違ってくる事でしょう。
今から、すごくすごく楽しみです。

伝わるかなぁ・・・。