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2月にはいり、少しは雪溶けが進みました。
つい先日、ご来店いただいた女性から
「新しいお店は理想通りなんですか?」と
質問され、
どうなんだろう、なんかわからないまま
3ヶ月以上経ったなぁ・・・なんて思いながら
「いや・・・半分くらいですね・・・」と
訳のわからない返事をしてしまいました。
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お帰りになられてから、理想のお店って
どんなんだろう・・・と妄想の世界に
はいってしまいました。
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理想のお店・・・
四角四面の外観、入口は正面から見えない、
お店に入ると、すべての商品が整然と並び
春夏秋冬変わることがない。
つまりコーディネイト提案や季節提案もなし、
いつも同じ商品で、安心してお買物できる。
店主は夏も冬も同じ服装、白のシャツに
黒のパンツ、はきものは白の花緒の雪駄。
お店の一角に5名がくつろげるお茶スペース、
夜にはバーになり、ウイスキーを出す。
営業時間は午後1時から8時。
定休日は日・月・火・水、
つまり木曜日から土曜日の3日間のみ。
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できれば雪なんか降らず、あまり暑くなく・・・。
ご来店いただくお客様はいつもの方だけ。
置いてある本は、訳のわからない思想文学。
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雪が降り続く、誰も来ない日の妄想でした。
60歳をすぎたら、もう一度考えます。