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Archives for 10月, 2015

新しい色の包装紙です。

加藤の包装紙。コーポレートカラーである「海老色」、
えんじ色はもちろんですが、数年前に「撫子色」を追加。
そして今回「香色」を新しくつくりました。
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「香色」とは丁字(ちょうじ)などの香り高い香木を用いて
染めた色の事を言います。
源氏物語や枕草子などの文学作品にも、よく使われる
風雅な色になります。
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そして、「香色」の包装紙にあわせて、シールも新色。
今まではクラフト紙のシールでしたが、今回は和紙。
和紙の中でも、雲竜みたいにいかにも和紙ではなく、
ちょっとザラ感のある「和紙コットン」という紙を使用。
シールのイラストは秋田市のテキスタイルデザイナー
平岡素子さんによるもの。当店のサイトにも使用して
います。
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「海老色」の包装紙にクラフト紙のシールと言う定番に
「香色」の包装紙に和紙のシールと、これからの季節、
男女区別なく、ご利用いただけると思います。

 

 

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BonBonStoreの傘

約7年も前になると思いますが、KISSAのぞうりやバッグ、
そして傘を取り扱っておりました。
デザイナー兼オーナーの高田喜佐さん本人がいろいろと
商品の説明をしてくれて、秋田って事を喜んでくれたり。
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ギンザマツヤでの下駄の展示会をKISSAブランドで
行う予定で、花緒のとりつけのお手伝いをする予定でした。
そんな事もつかの間、喜佐さんが倒れられて、延期に。
そして間もなく亡くなってしまいました。
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私もこの商いをはじめて約5年程経った頃でしたので、
ようやく目標となる方のお手伝いが出来ると、張り切って
いたのですが、とてもとても残念でした。
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ほんのわずかなコレクションしか、ご一緒できませんでしたが、
KISSAブランドは靴やぞうり、バッグはもちろんステキ
でしたが、傘もとても魅力あるつくりだったのです。
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それ以来、探しているようで見つからない、「あんな傘」。
傘の製造メーカーや卸問屋、いろいろとまわるけれど、
見つからない。でも、傘は取り扱いたいと。
「いっその事、海外のブランドにしようか」と思っていた時、
出会うものなんですね。BonBonStore。

あまり大きいサイズではなく、こぶりでシンプル。持ち手や
生地感、素材、創り手の気持ちや感覚。
青山のビンテージマンションの一室で、延々とそのお話しを
お聞きし、納得の納得でした。
ゆっくりと、じっくりとですが、一緒に育つような感覚で、
取り扱っていきたいと思っています。

ぜひ、店頭でお確かめください。

 

 

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