元々は右側のカラス表の舟型の下駄に
左側の白革の花緒がついていました。
カラス表の下駄をふだんのお着物用にと
同系色の花緒にされました。
白の花緒は白木の下駄にすげて
仕事でご利用されるそうです。
このようにとっかえ、ひっかえできるのです。
ものによりますが・・・。
お電話でのご注文・・・。
花緒は細いのをご希望の玄人さんです。
桜皮の舟型に鹿革のよろけ縞の花緒。
この花緒は男性用ですが、
このようにスッキリとして洒落っけのある
下駄に仕上がるのです。
花緒は「西陣秦流御召」という
ちょっとむずかしい名称ですが、
市松の文様です。
正絹の織裂ですので
光線の向きによって多少変化が
見られる感じになります。
地味に見えますが、とても素敵な
お草履になりました。
ウインドウに陳列してあったピンクのお草履。
お決めになるまで、ほんの数秒・・・。
足のサイズが小さいお客様でしたので
前ツボ部分を少しのばして
後ろの花緒が台に入る部分をキツメに
すると、しっくりと履いていただけるのです。
と、元気にご来店されたママさん。
いつもご贔屓いただいている
モデルみたいなお客様なのです。
あまり主張しないお草履という事で
帯地の花緒をお選びになりました。
シンプルなホウロウを思わせるカップ。
静岡で作陶される赤堀さんの作品です。
軽くて女性でも持ちやすい大きさ。
なんか朝の牛乳が似合いそうな
清々しいうつわです。
待ちこがれていたうつわの到着です。
愛知県豊橋市「Atelier Kiln」の
鈴木史子さんの作品です。
独特のマットな質感とやわらかさ。
そんな中に凛とする見込みのツヤ。
基本的な事かもしれませんが
手で持ってみたい、触ってみたい・・・と
思わせるうつわたちです。
マグカップ、ポット、飯碗、耳付鉢、
おもしろいカタチの台器など
入荷しております。