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Archives for 2月, 2014

「雨水」にゆかた履き

雪にも、いろんな表現があり、寒さが厳しいときに降る雪は「粉雪」。
それが綿をちぎったような「綿雪」になり、 大粒の「牡丹雪」や
「はなびら雪」、そして、すぐに溶けてしまう「淡雪」などなど。
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「雨水」は、今まで降っていた雪がいつしか雨に変わり
積っていた雪や氷が解け始める時節という意味合いになります。
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そんなある日、ゆかた履きをご依頼の親子のお客様に
ご来店いただきました。
娘さんがご結婚されるという事で、はきものの準備をされると。
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遠い昔は、「嫁入り道具」として「はきもの3種」と言われて
ゆかた履き・時雨履き(雨の日用)・防寒ぞうり(雪の日用)と
ご準備されていたそうです。
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秋田は、まだまだ「雨水」ではありませんね。
今日も朝から「牡丹雪」です。さすがに1月のような積り方は
ありませんが、まだまだ春の足音は聞こえてこないようです。

 

 

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立春をすぎても、雪・雪・雪。

1月の後半は、少し天候もゆるんで、このまま春か?なんて
勘違いしてしまいました。
2月の立春が過ぎて、まだまだ冬もようのようです。
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さて、雪下駄です。リバティプリントのつまかわは、
とても定評があり、そしてコーディネイトが意外にも楽という
お声をいただいております。よかった!よかった。
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こちらのお客様も、メールのやりとりで決められて、
ようやく納品の手配をさせていただきました。
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雪下駄って、パーツそのものが、流通していないため、
百貨店や一般小売店などで、見る機会はないと思います。
パーツパーツがオリジナル制作なためと、これを
百貨店などで流通させるとすれば、ものすごく高いものに
なってしまいます。
当店みたいな、地方の小さいお店で、コミコミとやっているのが
精一杯なのかも知れません。

 

 

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